2015年08月07日
スタッフブログ
歯科と研究 その60
こんにちは 八王子 駒津歯科 インプラントチームの東です。
「歯科と研究」第60回目は「行動実験⑮」です。
今回は「スリーチャンバー社会性テスト」を御紹介します。
このテストは、3つのマウス用の部屋からなる装置で、名前の通りマウスの社会性を調べるものです。
実験に用いるマウスを中央の部屋に置き、他の1つの部屋に別のマウスを入れます。
そして、実験用マウスの他のマウスに対する行動を観察します。
さらにその後、部屋の仕切りを取り払い、2匹のマウスがどのように接触するかを観察し社会性を評価します。
実験では「てんかん」モデルマウスを使用し観察すると、もう1匹の正常マウスに対して興味を示さず接触しない傾向にありました。
このテストにより、てんかんを含めた疾患の病態評価が可能となります。