2015年11月06日
スタッフブログ
歯科と研究 その71
こんにちは 八王子 駒津歯科 インプラントチームの東です。
「歯科と研究」第71回目は「行動実験26」です。
今回は「ホイールランニングテスト」について御紹介します。
この試験はかなり簡単な試験で、夜行性の実験動物の運動量を測定するものです。
動物はそれぞれ活動欲求をもっており、それを計るために使用されます。
普段狭いゲージに押し込められているとストレスもたまるので、動物自らホイールに入り運動を行います。
装置には回転数をカウントするものがついており、その数字から運動距離を算出しデータとして使用します。
うつ病などであれば運動量が少なく、逆に多動性障害などであれば運動量は異常に増加します。
疾患モデルの評価の一助として利用できるのです。