2016年01月22日
スタッフブログ
歯科と研究 その80
こんにちは 八王子 駒津歯科 インプラントチームの東です。
今回の「歯科と研究」は、「行動実験35」です。
今回は「梁歩行試験」についてです。
これはネズミを細長い梁の上で歩かせて足を踏み外すもしくは滑らせる(スリップ)回数を数えるものです。
梁は徐々に細くなっているタイプのものもあり、ラットやマウスが床に降りてしまわない程度の高さの位置に置いて、歩かせます。
梁ではなく梯子の上を歩かせる試験方法もあります。
脳障害モデルでは、スリップの増加が観察されるので、アルツハイマー病などの病態の進行度合いの評価に用いるなどします。