2015年08月21日
今週のひまわり
歯科と研究 その61
こんにちは 八王子 駒津歯科 インプラントチームの東です。
「歯科と研究」第61回目は「行動実験⑯」です。
今回の行動実験は「プレパルスインヒビションテスト」を御紹介します。
このテストは、音刺激を与えるもので、実際の音刺激の直前に弱い音刺激(プレパルス)をはさむことで、驚愕反応がどのように変化するか調べるものです。
一般的には弱い音刺激後に行う音刺激に対しては驚愕反応は弱くなります。
この実験の評価に用いられるモデルとして、統合失調症モデルがあります。
このモデルではプレパルスがある場合もない場合もほとんど同じ驚愕反応を示します。