2016年04月08日

スタッフブログ

歯科と研究 その88

こんにちは 八王子 駒津歯科 インプラントチームの東です。

今回の「歯科と研究」は、「行動実験43」です。

今回は「高架式十字迷路」についてです。

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これは、動物の不安または恐怖を数値化するテストです。

動物の探索行動を主な指標として、不安水準を簡便に測定することが可能です。

床から500〜600mmの高さに設置した十字型のプラットフォームのうち、向かい合うふたつのアームは透明の壁があり(closed-arm)、ほかのふたつのアームは壁がありません(open-arm)。

マウスが壁際を好むという性質を利用し、実験を行います。

中央に置かれた動物は高所に対する不安が強ければ、壁のないアームへの進入を避け、壁の存在するアーム(closed-arm)への進入をより好む傾向が出てきます。

open-armに侵入した回数とopen-arm上での滞在時間の変化を指標として評価します。

抗不安薬のスクリーニング法として広く用いられています。

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